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2021年度 森会長の挨拶

2021年8月11日

私にとってのKBSと同窓会

2021年度 KBS同窓会 会長
森 貴信(M24/株式会社マグノリア・スポーツマネジメント代表取締役)

この度、同窓会会長に選出いただきましたM24の森貴信です。
一年間どうかよろしくお願いいたします。

私がKBSを卒業して早いもので約20年が経過しました。
KBSがその人の人生に及ぼす影響は人それぞれだと思いますが
私の場合、間違いなくKBSが人生のターニングポイントだったと思っています。

私は企業派遣でMBAを取らせていただいたものの
諸事情で派遣元を離れることとなり、その後は派遣元での仕事とは全く関係のない、
修士論文でテーマに選んだ「スポーツビジネス」の世界でここ15年ほど仕事をしてきました。
KBSで勉強している時も修士論文を書いている時も、まさかそのようになるとは思っていなかったので
「KBSに行っていなかったら今の人生はない」と自信をもって言うことができます。

KBS卒業式の時に聞いた印象深い言葉にこのようなものがあります。
一言一句覚えているわけではありませんが、大まかこのような内容だったと記憶しています。
「この中には(またこれまでの卒業生の中にも)MBAを活かす人と活かさない人がいる。せっかく皆さん頑張ってMBAを取ったのだから、MBAを活かすような人生にしてください」

「ああ、そうなんだ。そういう人(活かさない人)もいるんだ」と思った反面、
「自分はこの先どうなんだろう」と初めてその時、自分の人生とMBAの距離感について考えたのでした。

皆さんは卒業後MBAを活かしていますか?
もし活かしたいと考えてはいるけどまだ活かしきれていないという方がいたら、
同窓会の活動に参加することで、MBAをとったことの意味を、もしかしたらあらためて感じることができるかもしれませんよ。実社会を生きていく中では、同じ釜の飯を食った仲間というのはなかなか作ることは難しいですからね。