2023年度 第5回 - 開催報告
2023年12月13日11月12日(日)、5年ぶりにKBS同窓会の活動としてホームカミングデーを開催しました。アフターコロナの試みとして、今回初めて日吉とオンラインのハイブリッドで開催し、会場には50名余り、オンラインで25名が参加しました。会場には、米国出張帰りながら空港から駆けつけてくださった中村委員長をはじめ、田中先生、大林先生が、オンラインでは余田先生、姉川先生がご参加くださいました。
10月に委員長に就任された中村先生から同窓生への「おかえりなさい」という言葉でスタートした開会の挨拶では、KBSとして力を入れている点として、国際交流促進、イノベーションの推進、MBA及びEMBAの魅力向上、博士課程の充実など、コロナ禍を経た現在のKBS全体の取り組みについてご紹介いただきました。また、現役のKBS学生として高安怜史さん(M45)、岡本龍郎さん(M46)、岡玲子さん(E8)には学校生活や様々な活動、行事などKBSの現在についてご紹介いただきました。
中村先生
現在のMBA_HC
今回のホームカミングデーでは、KBS同窓会ならではの交流として、ケースディスカッションを行いました。テーマは「MBAホルダーのライフシフト」。人生100年時代、MBAを取得してから10年、20年…時間経過と共に人生のステージが変化していく中で、自身の優先事項、キャリアについての考えを見直してみる。国保祥子さん(M26・静岡県大)書き下ろしの新作ケース「卒業後20年、同期からの連絡」を読んで、竹内伸一さん(M25・名商大ビジネススクール)のリードのもと、2時間白熱のディスカッションとなりました。
竹内先生
グループディスカッション
全体ディスカッション
オンライン参加者
希望者には事前にオンラインでグループディスカッションの時間を設け、当日も大学院の授業と同様にグループ討議を行った上で全体討議に移ることで、各自ケースへの考察が深まり様々な発言が飛び交い大いに盛り上がりました。最後に、田中先生から、長い人生をずっと現役として過ごすという激励のお言葉をいただきました。仕事だけでなく価値観や人生のあり方にもお互いに刺激を与え続けるKBS同窓生という仲間の存在へ、思いを新たにすることができました。その後の懇親会でもディスカッションの熱気のままに、50名余りの現役生と同窓生が年次を超えて交流を深めました。
田中先生
余田先生
HUBパーティ
今回のホームカミングデー開催にあたり、ご多忙の中ケースを作成してくださった国保さん、ケースリードをご快諾くださり精緻なご準備をしてくださった竹内さんには改めて感謝申し上げます。同窓会事務局の皆様にも多大なご協力をいただきました。またお忙しい中ご参加いただきました中村先生、田中先生、余田先生、大林先生、姉川先生に御礼申し上げます。
今回のホームカミングデー参加者で試みにLINEグループを作りました。KBS同窓生の交流が気軽でより身近なものになっていくことを願っています。