2023年9月に慶應義塾大学大学院経営管理研究科に准教授として着任いたしました芦澤美智子（あしざわみちこ）と申します。

私は慶應義塾大学経済学部を卒業後、公認会計士としてKPMGセンチュリー監査法人（現あずさ法人国際部）で4年半勤務し、KBSでMBAを取得(M24)しました。その後、産業再生機構とアドバンテッジパートナーズで企業変革プロジェクトに携わり、出産後にKBSに戻り、博士（経営学）を取得（D17）しました。2013年より横浜市立大学国際商学部に勤務し、このたび、母校であるKBSに教員として戻ってきました。

私の専門領域は、スタートアップエコシステムです。シリコンバレーを筆頭とし、特定地域から連続的に高成長のスタートアップが生まれる現象が世界的に注目されています。日本でもスタートアップエコシステム形成に向けた産学官の取り組みがなされています。そうした取り組みを対象とし、実証的研究を続けています。また、慶應義塾の「実学の精神」に則り、研究を発信し、実践を後押しし、日本のスタートアップエコシステム形成に貢献していきたいと考えています。

KBSは私の人生を良き方へ向かわせてくれた掛け替えのない存在です。KBSの益々の発展に向けて、尽力していきたいと思います。