2014年4月に慶應義塾大学大学院経営管理研究科に准教授として赴任いたしました林洋一郎と申します。

私は慶應義塾大学文学部を卒業後、東北大学大学院で博士号取得後、イリノイ大学心理学部にポスト・ドクター研究員として所属しておりました。その後、名古屋商科大学経営学部、法政大学キャリアデザイン学部で教鞭をとってまいりました。KBSでは「人材・プログラムアセスメント」、「組織と人間行動」を担当いたします。これまで、私は、レクチャー中心の講義を行ってきたので、ケース中心の講義に不安も感じておりますが、早く習得できるように努力したいと考えております。

私の専門は、産業・組織心理学や社会心理学です。これまで、1)組織における公正さが個人のパフォーマンスに与える影響、2)制御適合という感覚がモチベーションに与える影響、3)組織における個人のパフォーマンスや個人特性のアセスメント、などについて研究を進めてまいりました。つまりビジネスやマネジメントに関わる問題を、心理学的手法を用いて明らかにすることが私の研究課題です。

まだまだ未熟な身ではございますが、KBSや同窓生の皆様のお力になれますように精進したいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。