和田先生からのメッセージ
2010年4月15日同窓会との連携
和田 賢治
経営管理研究科同窓生の皆様、お久しぶりです。
私は経営管理研究科で9年間過ごした後、2008年4月より慶応義塾大学商学部に転籍しました。経営管理研究科では社会人修士の学生を中心に、1週間程度から3ヶ月までの企業派遣の受講生の皆様と一緒に、実践的な勉強を行ってきました。商学部では学部3-4年生を中心に、修士及び博士の学生に対して学術的な教育及び研究指導を始めています。
商学部においては、1-2年生で同一の必修科目を受けてきた同年齢層の学生に対する講義という点では授業はしやすいですが、講義中は質問がほとんど出ず、学生の参加度が少なく学生の理解度がなかなか分からないという点では授業がしにくいです。学部生にどのようにして授業に積極的に参加を促すかが今後の放題です。
経営管理研究科の卒業生の方は、卒業後の年限にかかわらずほとんどビジネススクールのセミナーには参加なさっていないのが現状です。しかし、限られた時間と情報の中で最適の意思決定を行うというケースでのトレーニングは、たとえ同一ケースを使用していても、同窓生の方々がより責任のあるお立場になるにつれて、ますます重要性が増すと存じます。
同窓生の皆様、どうか同窓会だけでなくビジネススクールのセミナーを通しても経営管理研究科に積極的に関わって噴き、経営管理研究科のますますの発展にご協力していただけますよう、宜しくお願い致します。